9月7日
ネットで調べた兵庫県宍粟市の音水湖(おんずいこ)に行ってきました。カヤックが出艇できるところで今回は下見だけです。
揖保川の支流の引原川を堰き止めた、引原ダムのダム湖です。
ダムの堤長は184.4mあります、完成は1958年3月です。
斜張橋はカラウコ大橋です。
ダムから見た下流方向です、高さは66mあります。
対岸には公園がありました。
パラボラアンテナがデザインされたベンチです。
ダム完成時の記念碑です、多くの人たちがダムの建設のために移転されたそうです。
「すすむ世の ためとてあはれ さざなみの
そこに消えぬる 引原の里」
急な石段がありました。
公園からはダムが見下ろせます。
下りは恐怖感がありました。
展望公園はたぶんこのあたりだと思います。
場所は姫路と鳥取のほぼ中間です。
公園は湖の南端になります。出艇場所は少し北側にあります、漕げる水域はダム近くからさざなみ公園までの約3.5kmほどです。
こちらは北側のカヌー競技場です。国道29号線沿いにあり、すぐ近くに駐車場もあります。
先が狭そうですが車で通れました。
石段のスロープです、カヤックを下すのには不便です。
きれいな水でした。
ツアー会社のイベントなどでは、こちらに渡れます。
少し先は緩い坂でカートに載せた艇を運べます。
さらに北の方へ漕ぐことが出来そうです。
奥は駐車場です、多くの艇が置かれていました。
湖岸の遊歩道を歩くのも楽しそうです。
富田砕花という人が詠まれた歌です。
杉山の 桧山のなだり するどくて
雲の流れの ゆるやかに白く
「なだり(傾)」は斜めにかたむくこと、またはその地形です。
山に囲まれた美しい湖でした。