8月3日
午前4時40分の燕岳です、混雑で寝られない夜を過ごしましたが、すでに山頂へ登っておられる人たちがいました。
4:50 濃い灰色の雲の中に、ぼんやりと半円形が浮かび上がります。
切れ長の雲の隙間から、虹彩のように明るい光が漏れてきました。
5:00 さらに上昇を続け、半円形の輝きが増します。
真円の太陽は見られませんでしたが、美しい日の出でした。
朝食を済ませ、6時ごろ下山を始めました。
思うように青空が出なかった、残念な朝になりました。
槍ヶ岳の山荘や頂上にも、たくさんの登山客が居られます。
雲の中から2本の光芒が地上へ降りています。
6:40 合戦小屋です、まだ数名の人しかおられません。
朝早くから登る人も多く、狭い道ではすれ違いで待たされることが何度もありました。
8:40 2時間40分ほどで下山終了です。
この後は車を停めたホテルに戻り、夜行ドライブでマキノ浜に向かいました。
「アウトドア31文字」
燕の 地獄の夜の 幕を引き
淡く漂う 紅の雲